【人体の捉え方】病名とは?
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【人体の捉え方】病名とは?
(平成29年1月-1/3)

第16期基礎シリーズ 第2回目-WEB報告-

■病名とは?
病名とは?
保険の関係や、現代西洋医学医師の治せない言い訳である。
脊柱管狭窄症、脊椎分離、椎間板ヘルニアなど病名は治れば必要なく、患者の主訴「腰痛」でよい。
病院で必要なのは盲腸など急性の状態、救急疾患ぐらいである。その他80%の症状は治っていない。
子供の頃の小児喘息が病院に長年通っても治らず、花粉症が流行ったなどを言い訳にする。
乳がんなどでも、生検、エコー、PET、マンモグラフィーなどいろんな検査があるが、どれも確定診断ができないから種々な検査がある。
病名は治さないから病名であって、病態を正確に捉え、病名に疑問を持ち壊すべきである。

椎間板ヘルニアで手術後に再発する。私たちは診断時点で椎間板ヘルニアを調整して、症状が解消するかどうかを知ることができる。椎間板は本来、脊髄を障害させるためにあるのではなく、脊髄を保護するために一時的にずれを起こす。ヘルニアの原因を調べるのが診断である。

更年期障害という病名も認めない。閉経前の身体の機能変化で症状は出るが、それも治せれば更年期障害の命名はいらない。病院では子宮内膜炎、子宮筋腫、卵巣嚢腫はすべて切ることしかない。それらの炎症の原因は打撲等物理的ダメージが無ければ感染症である。鍼で治すのではない。治るところに刺鍼をする。