鍼灸師・塾生募集|半身症候鍼灸研究会は技術向上を望む鍼灸師、医師、鍼灸学生の為に新鍼灸セミナー、講習を随時開催しています。

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鍼灸師・塾生募集

茂木扁鵲塾
(新横浜臨床研修センター)

新鍼灸法創案者・茂木 昭の内弟子として名人鍼灸家を養成し、輩出します。
基本的には鍼灸師のみ。

応募条件
1.半身症候鍼灸基礎シリーズ終了者
2.名人鍼灸家を目指す、治療に対する真摯な鍼灸師。
場所
新横浜はりセンター。新横浜駅から徒歩6分。呉竹鍼灸柔整専門学校の斜め向かい。新横浜スケートセンターの並び。

鍼治療、律動法、療法指圧の修得と臨床研修。

現代西洋医学の限界は、急性期を過ぎた多くの疾患は治せないということで、従来鍼灸でも一部運動器疾患の対症療法以外の種々疾患について、診断法がなく、治るかどうか明らかではない。
現代西洋医学で治せない多疾患を確実に診断し、治す鍼灸の研鑽。
高度鍼灸法の修得は、鍼のみでは修得できない。
正しい指圧による高度の手指感覚を向上させなければ、刺鍼前の診断もできず、刺鍼後の変化も診断できない。
治す鍼灸家にはならない。

扁鵲塾での目標

鍼灸師の目指す究極の目標は、古代中国の神医・扁鵲である。
各種治療法の最高峰を目指すうえで、共通する必須条件は人体の透視診断である。
透視とは望診を極めて行った結果、到達する治療世界であり、現代西洋医学の生体機能を反映していない画像診断とは異なる生体としての人体内組織、内臓、脳、脊椎、四肢骨、頭蓋骨、そして最先端医療が最も重視しなければならない脊髄髄膜、脳髄膜、内臓の漿膜系に至るまで、透視診断と筋肉反射テスト・TRテストにより確実にMRI、X線画像でとらえられない組織まで診断している。

扁鵲とは

二千数百年前の中国で活躍した神医と言われた医師で、塀の外から屋内の病人の体内を診断したことで知られている。
人には脈を診てそれを知ったと語ったことが伝承されている。
当時においても体内を透視できるなどとは禁句であったことからも古代医療家の水準を知ることもできる。


新鍼灸法(半身症候鍼灸法)とは

新鍼灸法は、身体全体に流れる3分割領域の気の流動現象を発見している。
この気の流動が正常になることでしか、あらゆる疾患に対して治癒力のある限り治癒、あるいは改善させることができない。
古典鍼灸理論を排除してこそ古典理論で治せない疾患から、あらゆる疾患、難病を治癒、改善する現代西洋医学を超え、社会が真に求める医学としての鍼灸が出現する。
気の流動領域とは、中心、右半身、左半身の単独か複合した領域の病位側診断による全領域の改善である。
刺鍼点は、すべての疾患において、1~2点の浅刺である。
中心症候が後頭部、外後頭隆起周辺と右半身症候と左半身症候が左右の上項線上である。
その後頭骨内では、中心症候が静脈洞交会、左右半身症候が左右の横静脈洞線上である。
3領域の病位は各同側の脊髄灰白質、白質と、脳室では左右側脳室、第3脳室の機能低下とも関連する。
この気の流動異常とは、動脈、静脈を中心とした体液系の流動現象である。

この気の流動現象の改善により全身の動脈、静脈系、リンパ系、脳脊髄液循環を正常化させることで、脳、内臓、脊髄から全組織の機能障害を回復することができる。
臨床見学者にすべての臨床を公開し、新理論の数々と鍼治療の無限の治療効果、可能性を披露する。
多種難病から、多種の精神疾患、双極性障害、多重人格障害まで確実な診断法により治癒、改善している。

手技治療(律動法)

律動法では骨格、内臓、脳脊髄まで生体全組織、一本の四肢骨、指骨に至るまで個別の律動運動をしているという全組織を生体現象のなかでとらえる生体観を持っている。
カイロプラクティック、オステオパシー、頭蓋仙骨治療とアメリカで発展した脊椎調整系の手技治療も、近年、カリスマ的指導者、名人臨床家が影をひそめた。
これらの高度な生体理論も、継承者の技量が追い着いていけなくなった観がある。
SOT(仙骨・後頭骨テクニック)はじめ偉大なテクニック理論を観念的にしか理解できなくなっている。
治療効果の少ないマッケンジーテクニックなど理学療法化の傾向も見られている。
昭和60年に創案したこの律動法は、カイロプラクティック、オステオパシ―、頭蓋仙骨テクニックの高度の理論を、実技を持って検証することができる。
これ等の理論を修めた手技治療臨床家にとって律動法理論は一気に道が拓けてくるはずである。
例えば、最も重要でいて、その触診が難解なDr.サザーランドが発見したクラニアルリズムインパルス(CRI・脳液髄液循環)などの診断も律動法の学習により更に高度のレベルでの修得が可能になる。
律動法は生体組織が生体現象を通し、正しく息づいている状態から観察する。
そのときに生体組織の多くに肺の横隔膜呼吸に伴う動きが生じていることも発見している。
脳の呼吸運動、腎臓の内旋、外旋そして同じく頭蓋骨、脊椎、骨盤の呼吸運動、さらに11本の指骨の律動現象まで診断する。
全身の身体組織、精神障害に至るまでL5の律動変位をメジャーとしたL5の律動調整により完治、あるいは改善することができる。
調整時間は5秒以内に過ぎない。
真に治すということはこれほど短時間で行われる。

指圧(新指圧法)

新指圧法とは、従来の指圧、按摩の揉み療治とは異なる筋肉系の操作法による指圧である。
従来指圧、按摩は病気、疾患が治るというのは名目で、実際は筋肉だけを対象とした慰安、疲労回復が目的であった。
筋肉の凝り、痛みを除去するために筋肉に強い刺激を与えるものである。
その筋肉を支配する脊髄神経、脊髄及び、脊髄内より分布する内臓を支配する交感神経、副交感神経との調整のための筋肉系刺激ではなかった。
新指圧法では、種々疾患、病気を正常にする指圧である。
脊柱起立筋は、交感神経幹と関係が深く、脊柱起立筋を通して交感神経、仙骨部では副交感神経の調整により、すべての内臓を正常にしなくてはならない。
腎臓、肺、心臓、婦人科疾患のすべてを瞬時に回復させなくてはならない。
現代西洋医学では、何時になったら効果があるかどうか分からない薬品を投与するが、子宮筋腫、腎臓委縮障害、肝硬変も数か所の脊柱起立筋の軽指圧で瞬時に改善させることができる。
熟練した鍼灸師以上の治療ができなくてはならない。
これが新指圧法である。

新指圧法の押圧とは何か?止め圧である。

止め圧とは、筋繊維の薄い各層に対した確実な圧刺激である。

従来指圧、按摩では筋肉はおろか、深部の骨格を押している。
例えば、脊柱起立筋の厚さは1センチもないのに指が痛むほど、ベッドがきしむほど押しているのを思い出すことができる。

新指圧法では、現代西洋医学が治せない、内臓疾患、種々病気を治すものである。
誰も指圧で病気を治せるとは思っていない。
それは鍼灸師が喘息も、腎臓病も、副鼻腔炎も治していないからである。
鍼灸師は生体をすべて感じ取れる手指操作で治せないのに、感覚のない鍼灸なら治せると言い訳をする。

新指圧では、鍼も手指を使うオステオパシーもカイロプラクティックも要らないのである。