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新鍼灸法・基礎シリーズ(3回)カリキュラム
毎月第3日曜日12:00~15:00
基礎シリーズの指導目標
半身症候鍼灸法(新鍼灸法)とは何か?それは治る鍼である。臨床公開をせず、自らも何が治るか検証しない従来鍼灸法は治る鍼とは断言できない。公開の場を持たない鍼灸界は、膨大かつ多岐にわたる鍼灸理論が存在しても、鍼灸効果の実体を知らない。半身症候鍼灸の指導は終始、臨床公開を通じて行われる。鍼灸学習の第1歩は治る鍼灸とは何かを知らなければならない。鍼灸家、鍼灸学生は鍼灸が何を治せるのか考えたことがあるのだろうか?
鍼灸の不人気は鍼灸界と異なり、社会が治らない鍼灸を知り尽くしていることにある。現代西洋医学以下の鍼灸には社会は関心がないことに気づこうとしていない。基礎シリーズは現代西洋医学を超える鍼灸のための、多種にわたる難病を治す鍼治療を公開し、修得を指導する場である。現代西洋医学が、多くの疾患、病気に対して無力である認識が鍼灸界にないことが、現状の治らない鍼灸にも疑問を感じないのである。新鍼灸法は体内透視診断能力を養成することから、骨格から内臓、脳の身体組織のすべてを診断することで、あらゆる身体的疾患から、双極性障害、統合失調症、ADHD等精神疾患に至るまでその機序を知り画期的効果を上げている。
第1回
①半症鍼臨床と透視の実際
②正常・異常、筋肉反射テスト(TRテスト)実習
③各種疾患に対する選穴法の実習
第1回セミナーで目指すこと
○半身症候鍼灸法臨床手順の公開と透視診断法の実際の公開により、半身症候鍼灸法の全貌を理解する。○すべての鍼灸法に存在しない生体組織の確実な正常・異常判定法であるTRテストの実習を指導する。
○従来鍼灸理論にない、自身で究明する各種疾患に対しての確実な有効選穴法の実習。経穴論は過去のデータでの可能性に過ぎないが、現実の臨床現場では現時点での疾患に対して100%有効な刺鍼点の診断ができなくてはならない。効果の不確実な経穴論の束縛が、不人気な今日の治らない鍼灸にしたのである。
○薬品は各疾患に対した効果である。胃腸薬で頭痛が治せない。喘息に点眼薬では効果がない。鍼灸は薬品によらず生体の治癒力で治すのだから、各疾患別に効果の制限などはない。あらゆる疾患といってよいほどの万能的効果がなくてはならない。
以上のように第1回の目標は新鍼灸法での臨床の全貌を見聞して究極の鍼灸とは何かを実感することと、治療理論によらず、あらゆる古典鍼灸理論を凌ぐ、有効刺鍼点の自身での発見法を知ることの2本立てである。
第2回
①TRテストの復習②半身症候診断③気の診断法
④椎間板ヘルニアの診断と刺鍼治療⑤膝関節症の治療⑥脊柱管狭窄症診断と治療
第2回で目指すこと
2回目から実際の半身症候鍼灸法修得の指導と実習である。すべての治療の基本で不可欠の正常・異常の判定法である、TRテストの習得度の復習により確実な高度鍼灸法の修得を目指す。治療理論の要点である半身症候の病位側診断の実習、そして代表的疾患の診断法と半身症候鍼灸での治し方の実習をする。
第3回
①アトピー皮膚炎②婦人科疾患③良性・悪性腫瘍の鑑別④X線微細骨折診断法⑤診断から刺鍼に至る半身症候鍼灸の一連の臨床実習。
第3回で目指すこと
従来鍼灸で効果を上げていないアトピー皮膚炎が瞬時に変化する的確な診断法、多くの疾患の基礎的障害である整形外科学では不能の微細骨折X線診断法、感染症同定法、悪性・良性鑑別法の指導。基礎的臨床の修得を目指す指導。
基礎シリーズ終了後は、本科で高度鍼治療法を指導
毎月の本科の月例セミナーの参加資格を得る。生体と精神的全疾患、全疾病に対する現代西洋医学では未知の数々の原因究明診断法の公開と指導により、あらゆる難病疾患を改善、治癒させる臨床現場での対処法の修得法の指導をする。本格的に扁鵲治療である、生体透視診断法を伝授する。