セミナー動画|半身症候鍼灸研究会は技術向上を望む鍼灸師、医師、鍼灸学生の為に新鍼灸セミナー、講習を随時開催しています。

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鍼灸臨床見学会

半身症候鍼灸法臨床見学受け入れ

<半身症候鍼灸法臨床見学受け入れ要項>
白衣をご持参下さい。上着のみでも結構です
1、時間は、1時間が基本(この間、最低5人の臨床治療を見学できます)。
2、内容は、問診から、望診、各診断状況、刺鍼から抜針、治療後のチェックまで臨床の手順すべてを公開する。
3、人数は一人から受け入れます。真摯に鍼灸治療を学ぶ人。診療の場を乱す行為は慎んでいただきます。
4、診療中はノートを取らない。これはメモすることから一つのエネルギーが発生するので。
5、事前に、半身症候鍼灸法の概略を理解しておいてください。「奇跡の新鍼灸法と手技治療」知道出版等を読んでおいてください。多少の質問をします。
6、見学後感想文を提出していただきます(短文で結構です)。
7、謝礼は一切不要です(菓子折り等もお断りします)。
8、申込は参加者名を電話、FAXまたはメールでご連絡ください。当日でも結構です。
※当日までに返信がなければ直接お電話ください。
TEL:045-531-2716
TEL:045-531-2716
E-mail:info@shukidou.com
見学会場(周気堂治療室)の診療時間
※木・金・第1日曜日以外の日曜日・祝日の午後は休診です。
※お問合せフォームの「お問合せ内容」に「半身症候鍼灸法臨床見学希望」と記載ください。

臨床見学者の声

神奈川県 O・S先生

この度は、臨床の場を見学させて頂き、ありがとうございました。茂木先生の治療の診断の早さとその正確さに驚き、大変感銘を受けました。そしてまた、症状や病の原因をとことん追求していく姿勢は、真の治療家としてあるべき姿を見せて頂いたように思いました。生で臨床現場を見る機会はほとんどなく、このような貴重な機会を頂けたことに本当に感謝の気持ちしかありません。
見学後、家に帰ってすぐに茂木先生に言われた通り自分のメールの文章を原稿用紙に書き出してみました。改めて自分の姿勢を見直すと、私利私欲しかなく、先生のおっしゃっている意味がよく分かりました。そもそもの自分の姿勢から見直さなければならないと痛感いたしました。
茂木先生の治療を受けた患者さん達は、皆様目の輝きが変わり、体の姿勢や体つきまで一瞬にして変わってしまい、魔法にでもかかったかのような顔つきで帰って行かれるので、本物の治療を受けた人達はあのような変化をするのかと初めて知りました。逆に、そうならなければ治療をしたということにならないのだということに気付かせて頂きました。
一番印象深かったのは、ワンちゃんの治療をされている時で、茂木先生が目の前に座るとそれまで吠えていたワンちゃんがすっと静かになり、大人しく座っていて、茂木先生が立ち上がるとまた吠え始め、茂木先生が何をしているのか本当によく分かっているのだなと感じ、ワンちゃんの感性の高さに感動いたしました。邪念なく、真摯に向き合うと、相手が動物であろうと何であろうと、その姿勢は伝わるのだと思いました。
今まで本当に狭い世界で、狭い視野でしか鍼灸や治療の世界を見ていなかったのだと改めて痛感し、また、無限に広がる鍼灸の可能性を見せて頂いたように思います。この狭い世界から脱却し、無限に広がる世界へ足を踏み入れていこうという思いが心から湧いてきました。迷いや不安が消え、とても清々しい気持ちになることができました。そうなれたのも、この度見学を受け入れて下さった茂木先生、ならびにスタッフの皆様、患者さん達のお陰だと思います。改めて深く感謝申し上げます。ありがとうございました。これからは、私も皆様と同じ道を進むべく、日々精進して参りたいと思います。

令和6年 2月

東京都 A・M先生

茂木先生・各先生方、治療の見学をさせて頂きありがとうございます。

また、治療に来ていた患者さんたちにも感謝しています。

診断→治療→確認のスピーディーさに驚かされました。正確かつ迅速な診断。刺鍼したそばから足のむくみがひいていくことが確認できることや背中のハリがなくなっていくのが洋服の上からも確認でき驚きの連続でした。

茂木先生は、私の右肘の動きが悪いのを察し、動きを良くしてくれたのです。すると左の循環が良くなり左眼が明るく見えるようになりました。左眼の不調は以前からあったのは自覚していました。右肘の動きを良くしてくれたのは、患者さんの入れ替えのちょっとした合間の出来事だったのです。

ありがとうございます。

令和5年 9月

東京都 S・M先生

臨床を見学させて頂きありがとうございました。
見学前に、先生が目の前の人に対してどの様な姿勢で治療に取り組まれているのかが、とても気になっていました。見学を通して確認できた事は、真摯に筋肉反射テストに取り組む姿勢が大切だと思いました。
脳は一括りではなく、層として捉え、上下肢、脊椎、内臓等1つ1つ丁寧に検査している姿が印象的でした。答えは、目の前の人の中にあり、筋肉反射テストを通して原因と原因の結びつきを確かめながら治療へ繋げていく過程、積み重ねに時間を掛ける事が大切な事が身に染みて感じました。
治療はシンプルですぐさま反応が現れるのに驚きました。何年も前からの症状が消えて、1度の治療によって効果が持続されるという点は私の中にそんな世界が存在するのかという驚きがありました。
骨折の方やコロナウィルスに関連した方など、対象の幅が広い点にも凄さを改めて感じました。
治療後の確認も丁寧にされていた事も印象深かったです。
クライアントに対して治療へのスタンスに対して真摯な姿に、フランクな会話が織り交ざった姿がとても自然体で、治療を受けられる心地よさを感じました。
まずは、検査項目と筋肉反射をマスターすることに取り組みたいと思います。その先に治療があって、効果を示すと思うからです。
臨床を見学させて頂いた茂木先生とクライアント、スタッフの方に改めて貴重な機会を与えて下さりまして、ありがとうございました。

令和5年 5月

熊本県 K・T先生

はじめに、ご多忙の中、臨床見学をさせて頂き、感謝しております。
今回、見学をさせて頂きましたのも、日頃から現代の医療や医学に対して不満がありまして「治す」とはどういうことなのかという自問自答を繰り返していたところ茂木先生の書籍と出会いました。心に残る文章は様々ありますが、特に挙げるとするならば、治療家としての心構えや、治るとはどういうことかなど、技術や知識だけではない根底の部分がとても印象的です。真近で雰囲気や空気感を感じたいと思い、希望させて頂きました。
ホームページや書籍の中では、「病人として患者を認めない」や「病気に甘える方は治りにくい」などありましたので、こちらもピシッと背すじを伸ばして、参加させて頂きました。緊張をよそに、はじめてお会いした先生の柔和な表情と笑顔、優しく声かけをしてもらい、ホッとしたのを覚えています。
実際の治療場面では、先程とは雰囲気が一変され、淡々と患者さんに向き合われていました。驚いたのが、1時間の見学の間、座ったり休憩したり一切されず、姿勢もピシッと軸が整ったまま治療をされていたことです。
1人2人ごとに座ったり、休憩したりしている自分が恥ずかしくなりました。
見学の最大の収穫だと感じているのが、治った人を見れたことだと思っております。あんなにも生き生きと笑顔で清々しい表情をされるんだなとただただ感心していました。こういった結果が出せることが、治療家としての正解なんだと分かり、それを目指し活動していきたいと思います。
私は作業療法士というリハビリ関係の仕事をしています。多くの作業療法士は、治すことなど微塵にも思っていないのが現状です。
出来なくなったことを出来るように環境を整えたり、ご家族にサポートを頼んだりしていますが、もっと生物としての回復力を信じ、それを最大に活かすことができれば、救われる人がより増えるのではないかと考えます。
最後になりましたが、この度は本当にありがとうございました。熱い想いを胸に日々、臨床に取り組んでいこうと思います。
先生、スタッフの皆様、お体にはお気をつけて下さいませ。

令和5年 5月

北海道 R・M先生

臨床見学を受け入れていただきありがとうございました。とても緊張しておりましたが茂木先生、スタッフの皆様に優しく迎え入れていただき大変感謝しております。
今回見学をさせていただき、その凄さに圧倒されっぱなしでした。診断、スタッフの方との連携、治療、どれもが想像を超えるスピードでした。そして患者さんの変化を直に見て、確実に良くなっている様、刺鍼後の表情、体の動きが全く別物だとすぐにわかりました。足先まで冷えていた方が、一瞬にして暖かくなっている様子は驚きでした。
先生と患者さんの関係性も素晴らしいものだと感じました。
「ただ、あそこが痛い」と言うのではなく、患者さんご自身で異常箇所を細かく先生に伝えられているのを見て、患者と術者の協力体制がしっかりなされている事に感動しました。

また、臨床見学をさせていただくだけではなく、姿勢のご指導や施術者の患者さんに対する在り方をご指導いただき、大変勉強になると同時に、私の明確な指針ができました。

茂木先生、スタッフの皆様、今回は大変貴重な機会をいただき、どうもありがとうございました。

令和5年4月

千葉県 H・A先生

この度茂木先生の治療を見学する機会を頂き、多くのことを学びました。先生は初めて会う私に対しても熱意を持ってご指導下さり、治療中の補足説明や合い間の時間での質疑応答・講義を通じて、書籍だけでは理解が深められなかった点を腹落ちさせることができました。

特に印象的だったことは、圧倒的な臨床件数と治療への熱意、そして自分自身の感覚が研ぎ澄まされる経験ができたことの3点です。

1つ目の臨床件数について、先生は1日に何十人もの患者の治療にあたり、理論を確立する上で延べ千人分のデータを積み上げるとのことで、一般的な他の鍼灸論文のサンプル数や臨床家の経験者数を圧倒しています。また筋肉反射テストという正否を正しく判定できる手法を用いることも理論の確率を可能にしている要因の1つということを学びました。

2つ目の治療への熱意については、日々多くの患者に施術する大変さの中であっても、非常に生々と患者が良くなることへの喜びをもって臨んでいる点が強く印象に残っています。「たとえかけ出しの治療家であっても、患者がその人にお金を払って来ている以上、患者にとっての世界一の治療家であるという気持ちで臨まないと失礼」とのお話を頂き、私自身、誠意と責任をもって日々精進にあたることを改めて胸に刻みました。

3つ目の体験については、とても不思議なのですが、患者の状態を観察すると自身の体のある部位に痛みや違和感といった形で、疾患部位を知覚する感覚を体験しました。見学に入った当初は全く感じず、見学終了間際の体験です。それだけ治療室の空間が洗練されていたのか、これも先生のお力なのかと考えております。

見学終了の際に先生から頂いた「周りに流されずに自分の道を行くように」とのお言葉を励みにこれから頑張っていく所存です。最後になりましたが、この度は貴重なお時間を設けて頂き誠にありがとうございました。

令和4年10月

北海道 K・M先生

先生がおっしゃった、「正しい事を教えなさい」という言葉の意味を臨床見学を終えた後も深く考えさせられる出来事となりました。

正しい教え、正しい治療、本当の正しさとは何か?個々がそれを追求しようとせず、間違った健康観が蔓延する中で治療者としてどういう姿勢で患者さんに向き合うべきかという事を臨床見学を通して学ばせて頂きました。事なかれ主義やその場の雰囲気で何でも患者さんに同調する事は誰の為にもならず返って治るチャンスや気付きを奪う行為であり私自身もう一度見つめ直そうと思いました。

まず一つ言える事は茂木先生の厳しさは私の表現で言うと愛であるという事です。治療者と患者という、その場に居合わせた関係性の中でこれだけの厳しさを以って方向性まで示して下さる治療院は他にはないと思います。私も愛を以って患者さんに接しようと思えた事に感謝致します。

臨床見学での茂木先生の無駄のない診断や治療はもちろん、透視診断は人体のみならず心の透視も可能であることは大変驚きました。患者さんから特に治療中に相談内容としてあがっていなかった親族間の悩みを、茂木先生はその対象となるご親族の続柄までも的確に言い当てており、そばで見ていた私はとても驚き、患者さんの目からは涙がこぼれていました。

私は鍼灸の資格も取ったばかりで経験も少ないです。ただ患者さんを楽にしたい、人体透視を身につけたいという安易な考えでは難しい事は茂木先生の実際の治療を見させて頂き痛感しました。ですがそれと同時に、私も正確な診断法を身につけたいという思いもより一層濃くなりました。繊細な感覚を身につけるには食生活など基本的な所を改めて見直す必要性はもちろん、日々なりたい自分をイメージしながら小さな努力を積み重ねていく事だと思いますのでまずはそれをしていきたいと思います。

今回は見学と合わせて一回目のセミナーに参加させて頂きありがとうございました。二回目もどうぞよろしくお願い致します。

令和4年 8月

東京都 R・Y先生

先日は、治療院の見学を受け入れて下さり、ありがとうございました。

今回とても印象的だったのが、治療が進んでいくと「あ!今思い出したのですが、昔々事故にあったんです」と、記憶が度々よみがえられる事でした。

その事はご著書にもあり、「脳のダメージがトラウマに弱い心を作り出す」と。精神疾患の患者の治療を進めていくと、トラウマ的な出来事を思い出し、さらに治療が進むと辛さを忘れ「なぜあれほど悩んでいたのか」に変る。

体だけでなく、心の治療もされていました。

脳戸、天柱付近の刺鍼で笑顔になり、体が正常になれば、顔にツヤが出て、目がイキイキするのを目の前で見させていただきました。

最後に、部外者である私に、ご自身の治療を見せて下さった患者さんに、感謝いたします。

令和4年6月

新潟県 T・A先生

先日は臨床見学をさせていただきありがとうございました。とても貴重な体験をさせていただきました。

今回特に印象的だったのが、先生がとある患者さんに対して、なぜもっと体を大事にしないのかと怒った時でした。その時の茂木先生が自分の体を治すのは治療家ではなく、体が治すのだと患者さんへ伝えていました。その言葉は私にも刺さりました。私自身ずっと体の異常を治すのが治療家の役目と思っていたからです。先生の本は読ませていただいていましたが臨床の現場で言葉を聞くとその重みを痛感致しました。

また、先生の治療はどこから始まっているのか分かりませんでした。なぜかと言うと患者さんに鍼を刺す前に前にみるみる顔色が良くなり、呼吸が深くなっていったからです。そしてなぜか、治療を受けていない私も体が軽くなるのを時間がたつにつれて感じました。

茂木先生、周気堂治療室のスタッフのみな様、3時間以上も見学させて下さり本当にありがとうございました。欲を手放し、命を大切にできる治療家を目指そうと改めて思いました。半身症候鍼灸法の基礎セミナーでもまたどうぞよろしくお願いいたします。

令和4年4月

神奈川県 Y・K 先生

先生の後ろから拝見して細かいことは理解できませんでしたが、すばらしい治療を信念を持ってやられていると感じました。鍼灸学校に入学し、今まで学んだことは忘れ、素直な気持ちで東洋医学をテストのために、ひたすら暗記してきて、自分の頭で思考することを停止したまま2年間経過し、今月から3年生になりました。

茂木先生の本にも、言葉にもウソがなく、納得しました。

私も先生のような名人になりたいと思いました。基礎セミナーに参加させていただき、コツコツ学んで行きます。また治療も受けて、難聴があったことには驚きました。交通事故の影響かもしれません。本日はありがとうございました。

令和4年4月

東京都 K・H先生

本日は見学で感じた事を述べたいと思います。今回の貴重な体験に感謝いたします。鍼灸・手技において学びの連続でした。

診断を短時間で適確に患者自身でさえ気づいていない不調箇所、病原菌、微細骨折を検査で出し、体の反応としてそこから症状に関連していました。例えば症状について筋肉が凝るのも背骨の関節がゆるんでいて、それを補うために筋肉が張って守っていたりします。マッサージなどで簡易にほぐすと悪化する可能性もあります。原因から施術するのが大切であると再認識しました。

難しい症状や病気に対しても見学を通してあきらめてはいけないと痛感しました。最高の診断をして最大の結果を出し、施術を繰り返すごとに健康に近づいていく理想の手技であると思いました。有意義な時間を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。

令和3年11月

東京都 K・O先生

この度は、臨床を見学させていただきありがとうございました。

スーとはった空気の中先生は患者をベッドにすわらせ、指ひとつふれることもせず、患者の悪い所を見ぬく。心臓の洞房結節の調子が良くないと先生はおっしゃっていました。施術後に実際患者さんにふれさせていただいた時は、感動しました。やせていて小さな身体がほんとにあたたかく、静かにゆっくり呼吸をされていました。

あと印象に残った人は、首から肩の痛みをうったえていました。先生はおっしゃいました。肘部管の手術が原因で身体の中に菌が入り、それが原因で痛みが出ていると。私は本当にびっくりしました。私は整骨院に務めているので、こういう患者さんはよく来ます。

茂木先生は透視によりその原因をつきとめて、はっきりと患者に原因を言い、それを治してしまう。なんて素敵なことでしょう。先生のセミナーに出てみたいと素直に思ってしまいました。

治療室を出た時はなにかすっとして、私も治療された気がしました。とても有意義な時間を過ごすことができました。ありがとうございました。

令和3年8月

東京都 T・A先生

先日は治療を見学させて頂き誠にありがとうございました。

見学させて頂き一番驚いたのが短時間の施術で患者症状がたちまちに良くなっていくことでした。一度治療を受けその効果に驚き見学をさせて頂くことになりました。見学させて頂いた日が土曜で朝からたくさんの患者さんがお見えになっていました。治療院に入ってまずいらしている患者さんの数に驚き茂木先生の技術の高さがこの患者さんを呼んでいるのなと感じ見学に期待をふくらませたのを覚えています。その後治療が始まり、続々といらっしゃる患者さんを先生が治療していきます。素早く正確な診断と治療を目の前にして私はとても感動しました。そして多くのことを学ばさせて頂きました。一番印象に残っていることがあります。それは多くの症状が細菌、ウィルスによる感染が原因となっていることです。症状の原因を患者さんに問診で聞いていくと必ずトリガーとなる食べ物がありました。筋肉反射テストでも反応を示しており患者さんも無意識下で理解してました。

私はこの業界に入った時治せる治療家になると決め今まで勉強してきました。しかしどの手技も理論も自分にしっくりきませんでした。茂木先生の治療を受けこの治療法なら根本から人を治せると感じました。

改めて貴重な見学をさせて頂きありがとうございました。

令和3年8月

大阪府 S・N先生

 先日は、お忙しい中、貴重な見学をさせていただきありがとうございました。
見学をさせていただき感じたのは、重度の患者さんが多い中、治療時間が他の治療院などに比べかなり短いのに効果がでていることに驚きました。
本に書かれていたように治療を行ってから、即座に効果のあらわれがでており、重度な患者さんでもそれは変わりませんでした。
半身症候鍼灸法・律動法は、しっかり検査し原因となる場所を治療が行えるものだと今回見学させていただき感じました。
茂木先生とお話させてもらった時は、多くの治療家は対症療法ばかりで治っていないと、おっしゃっていましたが、その通りだと思います。治療は学ぶものではなく、求めるものだと教えていただき、自分が行動しなければ治せない状態のままです。私は、患者さんを治療して良くならない患者さんをみるのが一番のストレスでした。
ですから、様々な治療をみてみるも、難病などの重い病気を治してあげられるものはありませんでした。ですが、半身症候鍼灸法・律動法では、どんな患者にも対応することができ、治療が行えることがわかりました。
鍼灸師は病院などで治せなかった患者を救えなければ価値はないと先生はおっしゃり、どんな症状でも治してあげたいという私の目標には必要な治療と感じました。
ぜひ、セミナーに参加させていただきますのでよろしくお願い致します。
改めて、貴重な見学をありがとうございました。

令和2年12月

神奈川県 南部哲郎先生

先日は律動法見学をさせて頂きありがとうございました。
今回は多くのセミナー受講生も見学に来ていて、単独見学とは違う学びがありました。
女性患者の生理期間中また生理前後に起こる頭痛、目の疲れ、体調不良の原因が、右側の下垂体腫瘍から来ているのを茂木先生は、透視により一瞬で把握して、右側下垂体が正常側(左側)と違う固さと大きさであることを指摘し、異常側下垂体の検査操作により、患者が訴えた症状が消えることによって、患者は、症状の原因を明確に体感・理解して納得されていました。
半症鍼による調整の際に茂木先生は、異常下垂体の固さ、大きさが正常に変化し、子宮,卵巣が温かくなる様子を透視・望診により指摘されていました。
セミナー時に茂木先生は、透視では、組織の動きだけでなく、固さや熱感(温かい,冷たい)、大きさ等、組織のさまざまな状態を感じる旨を話されていましたが、今回、臨床の場によって実際に明確な形で見させていただきました。
また別の患者では、治療が終わって帰り際に自家用車に長時間乗れない旨を話したことに対して茂木先生は、患者に所有している車を目の前にイメージしてもらって、運転時に患者の身心に異常が起きないように、その車を浄化されていましたが、車の浄化中に茂木先生が患者にたいして「この状態の車に乗っていたら具合が悪くなる。苦しかったでしょ?」としみじみと語る様子が印象に残りました。
患者はすでに治療後の整った状態でしたが、その言葉に感知感応して心身がさらに正常に変化して行くのを患者だけでなく見学受講生全員も感じました。
また前述の生理期間中、生理前後に起こる症状に悩む患者に対しても半鍼症による調整中に茂木先生が「下垂体が正常になれば辛かった生理の問題も楽になりますよ。」としみじみ語りかける言葉に患者が感知感応して心身が正常に変化して行く様子も見学者全員が感じました。
最新の検査機器・医者・治療家が見落として発見できない患者の心身に重大な影響を及ぼす微細、微小な異常を一瞬で検出する透視と筋肉反射テストが融合した望診により、患者の心身に潜在する異常部位の微妙絶妙な濃淡・因果関係を詳細に把握することにより100%患者の身になることができ、更に患者の内に秘めた辛さ苦しさといった心理状態をも100%同時に把握することができるようになるのだと感じました。
セミナーで茂木先生は「診断・治療が高度になるにつれて、患者のこころというものがわかるようになる」と話されていましたが、高度な望診による100%患者の身になった、100%患者の心を理解した名人・達人の言葉はその言葉だけで、患者の心身を正常な状態に変化させてしまう大きな力があるのを目の当たりにしました。
私は井の中の蛙で律動法セミナー・見学に参加すると毎回、井の外の前代未聞、前人未到のはてしない未知の世界を見せられて、唖然としてしまいますが、わかることといえば自分がまったくなにもわかっていないということです。
セミナー受講生の中には謙虚で純粋で上達成長が早く、劇的な進歩を遂げる人もいれば、私のように傲慢で不器用で固く、空回りばかりしているひともいたり、さまざまですが受講生の技術成長の妨げになっている様々な弱点を一瞬で見抜く茂木先生の指導により受講生全員から私は多くのことを学ばせていただきました。
私の場合は内向的で声が小さく患者説明・患者指導が下手、不得意な点が私の持っている多くの弱点の一つですが、大きな声掛けや理屈を越えた気合いというものも大事で患者に分かりやすく説明、指導できるようになるためには、学ぶ態度だけでなく、自身が自身に対して説明、指導する視点・態度を持ち他者への分かりやすい言葉使いの訓練・研究をすることも重要だと指摘されました。
今回、茂木先生から指摘されたこと、気づかせていただいたことを頭に置きつつ、名人・達人による高度な望診につながる基礎技術の精度を向上させるよう実践していきたいと思います。

令和2年8月

神奈川県 T・H先生

 先日は治療院見学をさせていただき、誠にありがとうございました。
 半身症候鍼灸法の基礎セミナーを1回参加した状態での見学となりましたが、本治療法の凄さを実感させていただきました。
患者さん数名の治療を見学させていただきましたが、みなさん治療前と治療後で明らかに表情が明るくなり、病態が改善方向に向かっていると患者さんが感じている様子がうかがえました。患者さんが診察・治療を受ける時間も短く、今までの鍼灸治療と明らかに異なり、かつ、確実に効果を出している本治療法のインパクトは大きいです。
 現在、鍼灸学校の2年に在学していますが治療家を目指す段階で見学させていただけた事に感謝申し上げます。

令和2年7月

京都府 H・Y先生

 先日はお忙しい中見学させて頂き、誠に有難うございました。久々に心が弾む、ワクワクする治療を拝見し、非常に楽しい時間を過ごさせて頂き、数々の学びや気付きを得ることができました。
 まず学ばせて頂いたのは、治療空間と人です。個人的に感じていることですが、どこの治療院でも人が増えれば増えるほど気が乱れ、ザワザワと落ち着きのない空間になっています。それが茂木先生の治療室では全くなく、どんな方が来られても常に空間は一定のまま安定しているように感じました。それが私にはすごく心地よく感じましたし、茂木先生やスタッフの方々の安定した身体、心の状態がそれを創り出しているのだろうと感じました。そしてその姿も白衣に雪駄というスタイルで、足元は子供の頃の草履を思い出し、邪魔なものがなく本来の感覚、力が引き出されそうな状態がとても魅力的でした。治療にあたるまでの準備が大切なのだと改めて気付きました。
 次に治療に関してです。事前に茂木先生の著書を拝見し、ある程度の知識とイメージを持って見学に臨みましたが、予想を遥かに超える治療のスピードに驚き、圧倒されました。一言でいうならば「かっこいい」です。現在の鍼灸整骨院業界は経営のことを考え、他との差別化を考え、何か付加価値をつける、というところが増えてきているように感じます。そこを考える前に「治す」ことができれば生き残ることもできるはずです。私も含め治療家として優先すべきところが間違っていると今回の見学を通して気付かせて頂きました。あらゆる方法で患者さんとの信頼関係を築こうとしている治療家が多いですが、茂木先生の治療や患者さんとの関係性をみてみると、「治す」ことが一番の信頼関係に繋がっていることに自ずと気付きます。治療家としての本来の使命に気付き、人々の役に少しでも立てるよう、今後精進していこうと思います。今回の臨床見学は私の人生において大切なものとなりました。治療家人生新たにスタートさせ、本物の鍼灸師、茂木先生のようなかっこいい治療家になりたいと思います。
 最後に、茂木先生をはじめ、スタッフの皆様、親切な対応、貴重な見学を本当に有難うございました。またセミナー等、参加させて頂きたいと思いますので、その時は宜しくお願い致します。

令和2年6月

東京都 O・T先生

茂木先生、周気堂治療室の皆様、臨床見学を受け入れて下さり誠にありがとうございました。

驚いたのは治療時間の短さでした。患者にも負担にならず、短いですがビシッと結果を次々と出す先生がカッコイイと思いました。

時間で治療するのではなく、最短で治療できるようになりたいと思いました。

特に印象的だったのは、子供が検査中に良くなることでした。異常箇所を患者自身が自覚することで自分で治療が始まったのかなと思いました。他の患者も目を開き、検査箇所を目で追うのではなく、自分で異常や良くなることを「感じること」が大事だと感じました。

見学前は緊張していましたが、治療室にはピリッとした空気の中にも、優しさや笑顔があり、リラックスして見学させていただきました。

初めて治せる本物の治療家をこの目で見れたことを嬉しく思います。

東京都 村井 恵先生

先日は見学という貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。

半身症候鍼灸法講習で4回、教えて頂いた上での見学だったので、先生が「何をしているのか」「何を言っているのか」

「どこを診ているのか」ということが何も知らない状態よりは理解できたように思い、興味深く臨床を拝見できました。

講習会での模範治療と実際の治療の違いはやはり沢山あり、一番驚いたのは講習会でも早いと思っていた診断速度は臨床ではもっと早かったことです。

テンポも良く、患者さんも施術者も疲れない、心地良いテンポだと感じました。そして実際の治療ではカルテを見る前に患者さんの身体を診ておき、

その後カルテで確認。後のAKを使用した診断は患者さんに確認させ、自分の身体を理解させるものなのだと、以前先生がおっしゃっていたのを思い出しました。

2時間半で16名、11匹(犬)の臨床を見学しました。どの患者さんも治療後は顔色が明るくなり、目がぱっちり開き、姿勢が良くなったのが分かりました。

講習会で治療を受けて、自分自身でも実感していた治療効果ですが、また客観的に実感することができてやる気が出てきました。

施術室のベッドの配置や治療の手順、テンポ、患者さんとの接し方、向き合い方。疑問に思っていたことが理解でき、見学をして本当によかったです。

更に、2時間半ほぼ座ることなく患者さんと向き合う茂木先生の背中が治療家としての在り方を語っているようで印象に残りました。

また自分で臨床を重ねていくうちに、疑問がでてくると思います。その時は再度見学させて頂き、疑問を解消していきたいです。

改めて、見学を受け入れて頂きありがとうございました。

東京都I・A先生

先日は、臨床見学をさせて頂きありがとうございました。

書籍を読んでからの見学だったのですが、本のとおりの速い診断と治療で驚きました。

とくに、閉所恐怖症、その他もろもろの症状の患者さんの顔色、目の輝き、姿勢が治療前と比べるととても良く変わった事や、犬の施術で、触れずに空間治療をして毛並みが良くなっていくところなど、とても興味深く見学させて頂きました。

そして、自分も治療を受けてみたいと思いました。

その際は、よろしくお願いします。

神奈川県 石垣 敦朗先生

 見学当日に待合室で待っていると、最初の患者さんとなるご家族連れ等が受付に来られて、この方達が高血圧や大動脈解離、先天性障害など、自分に特に関心があるものを主訴とするのを知って、今回この診療を見学出来た事に何かしらのご縁を感じました。

 中でも興味深かったのが大動脈解離の手術経験がある男性とそのお孫さんと思われる先天性の障害を持つ女の子の診療でした。前者の男性は、診療の前後で動作や心機能が向上してご本人も喜ばれていて自分も嬉しかったのですが、大動脈解離を起こした原因を追った結果、血液検査の静脈注射時に細菌感染した事、元々血管などに問題があったわけではないというのを聞き驚きました。

 その前に男性の奥様も診療を受けており、病院で左胸部にあるしこりが乳癌の疑い90%と言うのに対し、茂木先生の見立てで100%悪性腫瘍ではなく肋骨の骨折由来で、骨折部の操作で患者さんが触って分かる程にしこりが小さくなるのを見ており、病院医療の曖昧な診断が招く誤診や医原性の病がかくも有る現実に、鍼灸学生時代、ある医師の非常勤講師が、今世の中にある病気などの根本原因は特定されている一部の細菌やウイルス感染のもの以外、実は9割分かっていないと言っていたのを思い出しました。

 後者の先天的に全身の靭帯が緩んでいる症状の女の子は、自力で手足や体を動かす事が困難ということですが、知的に問題ない様子でご家族や一緒に来ていた知り合いの方々と小学校に上がった話など明るくやり取りしているのが逆にいたたまれない気持ちになりました。その子の先天異常の原因は風疹ウイルスによるもの特定され、僕自身が先天性内反足の障害を持って生まれ、茂木先生の診療を受けて初めて同様の原因であると言われていたので、これもまた何かの縁だなと思いました。気鍼による治療後、いつもより女の子が左腕を動かせたりできるのを見たご両親が喜びと驚きの声を上げた時は、先生の後ろで診療の邪魔にならないようなるべくジッと見学していた自分も身を乗り出して様子を見てしまいました。

 先生が「これから治療していってどんどん良くなっていくのが楽しみだ」と言ったのを聞いた時、四半世紀くらい経ち、女の子が今の自分と同じくらいの年頃になったらどのように回復しているのか、自分もこの新鍼灸法を深く学んで体得していく中で経過を知ることが出来たら素晴らしいなという考えが頭に浮かびました。そして、先生が女の子やご両親に語られていた「障害を持って生まれてきている方が、様々な経験や体験が得られるから良いこと」というのが自分にも言われている様な気がしてなりませんでした。より自分に自信が持てました。

 最後になりますが、見学を快諾してもらったにも関らず何時からにするか確認し忘れ申し訳ありません。その一方で縁ある患者さんの診療に立ち合わせて頂き誠に有難うございます。

平成29年4月

千葉県 T・R先生

 貴重な臨床現場を見学させて頂き、ありがとうございました。鍼治療の可能性の大きさを目にすることができ、自分もそうなりたいと思いました。
 ものすごい早さで検査をしていき、鍼をうつこと数十秒、再検査を行うと異常はなくなり、痛みもなくなり、笑顔で体が軽くなったと帰られます。1人5分もかからずに…です。どこを見ていけばみんながそんなに良くなっていくのだろう?先生の見ている世界、見えている世界に少しでも近づきたいと思いました。治療家はもっと勉強しなければいけない、もっと上の段階があると教えて頂きました。
 関西から来られた1才過ぎの赤ちゃんは、予防接種をした後に副作用で酸素吸入をし、動けない状態でした。そのような症状でも先生はいつも通り落ちついた様子で細かく丁寧に体の検査をされ、治療後は顔色、顔つき、股関節が硬かったのも変化が見られ、お母さんも安心されて、涙をうかべられていたのが印象的でした。自分だったらどうするだろう?何ができるか?と考えながら見させて頂きました。すごい可能性を秘めた治療法だと思います。どこに行っても諦めてしまうような状態が変っていくのですから。
 困っている、悩んでいる、辛い苦しんでいる方はたくさんいます。少しずつでもそのような人達が良い方向にいくように精度、効果を上げたいと強く思いました。
 茂木先生、スタッフの方々、ご迷惑をかけてしまったと思いますが、見学させて頂けて良かったです。ありがとうございました。

平成28年9月

神奈川県 南部 哲郎先生

先日は律動法臨床を見学させていただきましてありがとうございました。白衣に着替えて見学に入った時には、治療室の落ち着いた空気に何か自分が浮いてしまっているように感じました。

茂木先生や助手、受付スタッフは滞りの無い連携でスピーディーな診断、治療、次の順番の患者の案内等を淡々と進められ、患者のほうは短い治療時間の中でもリラックスしてくつろいでいる様子が印象的でした。

短時間の中でも、茂木先生と患者との深いコミュニケーションがしっかりとなされ、信頼関係がしっかり築かれているのに対し、私の臨床現場では、あらゆる点で不十分なように感じました。調整では、律動法と半身症候針灸法による調整を見させていただきました。

腰椎5番の動きをしっかり感じることや、刺穴によって全身の気の流れが変化回復する様子を感じる感覚が重要で、そのためには柔軟な指の関節、手首の関節、脳をつくる、日々の体つくりと多くの臨床が大切なことを改めて教わりました。

治療後の筋力検査では、三角筋、腸腰筋、ハムストリング筋等が力というより神経が、鋭く早く反応して強力にロックする様子が、自分にも伝わってきました。

高齢者の患者も治療後は、検査筋が強力にロックしていたのが印象的で正しい筋力検査における反射反応の真髄を見た思いがしました。首のねじれが婦人科疾患、自律神経等全身に及ぼす影響を治療後の疾患部の顕著な変化回復で示されて、頚椎症候の重要性を改めて認識させてもらいました。

また治療後の患者の情感豊かな自然な笑みが、治療結果への納得と茂木先生への信頼を物語っているようで印象に残りました。心理面、技術面、体つくりすべてにおいて未熟な私の治療では長い時間をかけて患者の生体を鈍麻させてしまい患者は納得も信頼もせず逆に患者の期待を裏切る結果にしてしまっていると痛感しました。

律動法セミナー、臨床見学で教わりました真の正しい治療医療を糧にして理想の治療家になるよう臨床実践を続けていきたいと思います。

平成28年8月

千葉県 S・S 先生

この度、臨床見学を希望した理由は、第6回夏期錬成セミナーに初めて参加し、これぞ本当の治療だと思う体験をしたからです。臨床の見学は約1時間という中で10人前後の患者を的確かつ瞬時な診断と治療に驚きを覚えました。

さっきまで元気のなかった赤ちゃんが治療後、笑顔で手足をバタバタさせて表現したり、壁づたいで息をきらしながら歩いていた人が5分後にはスタスタと帰っていったりと、普通の治療院にくる肩コリ腰痛の患者などとは違う症状の重い方々をあっという間に元気になっていく光景は見ていてワクワクしました。

治療の世界に志して頑張っていた当初はまだ何も知らず、夢のような治療家を思い描いてましたが、現実は難病はもとより、肩コリ腰痛ですら満足に治療できたという感覚を心から実感する事ができませんでした。

それどころか押圧で指が変形したり、無理な姿勢での治療によって治療家自身が不健康という本末転倒な現実に違和感を感じてました。茂木先生の考えられる治療はやっていけばどんどん技は研ぎ澄まされ、治療家も元気になっていく姿がイメージできました。

本当の治療が少ない現在、これから増えていくであろう本当の治療家の1人になりたいと思いました。

平成28年8月

茨城県 大羽 昇太 先生

(半症鍼治療・律動法治療 両臨床見学) 
先日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、誠に有り難うございました。見学での印象を質問されましたが、考えがまとまらず、その時は何も答えられませんでした。

帰宅して想い出してみますと、検査の徹底と素早さ、検査時の表情と手指の動き、アジャストメントの手の添え方が強く印象に残っております。特にアジャストメントと刺鍼の前の数秒間の茂木先生の表情と雰囲気は、独特だと思いました。全体的には、淡々と作業が流れていくようで、重い空気は全く感じられませんでした。

当日は、かなり暑かったのですが、茂木先生の汗一つかかない、涼しいお顔には驚きでした。余分な事がほとんど削ぎ取られ、中枢へ本質へと集中していくようでした。

今日まで、私が体験し見聞した治療法とは質が違っていました。相当な過程が積み重なって、洗練された治療法だと想いました。この世界に入って、私にとって二度目の衝撃波だった事は確かです。実際の患者さんの治療を見学する事の意義を改めて実感している次第です。

これから、また1からのスタートとなりますが、ご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

平成28年7月

神奈川県 西 正泰先生

 先日は、貴重な見学ありがとうございます。私は、茂木昭先生の勉強会や講義に参加した事なく、福岡に住んでいる時、すごい先生がいると噂を聞いていました。
そして、神奈川県に引っ越し茂木昭先生の治療院が見学できると知り申し込みました。
 実際に、茂木昭先生の治療を見学させていただきまず初めに思った事は、他の先生方とのレベルが違うと思いました。
治療時間わずか数分、鍼数も1,2箇所と少なく、患者に負担なく笑顔で帰っていく様子を見て、すごいという言葉しかでませんでした。
 まだまだ勉強不足私は、勉強をもっとしてぜひとも茂木昭先生の勉強会に参加させて頂きたいと思いました。
 そしてこの度は、茂木昭先生にご迷惑おかけして、申し訳ございませんでした。

平成28年5月

神奈川県 O・T先生

 茂木先生の治療は人体を正直に見る、その一言に尽きると思いました。今まで私が見聞してきた治療、そして私が曲がりなりにもしてきたことは、全てごまかしのものでした。
 根本原因にあいまいさは一切ありませんでした。
 瞬く間に変化する体を目の当たりにし、生命の巧妙さ、不思議さ、素直さを実感し、ただただ感動しました。
 ありがとうございました。

平成28年3月

千葉県 N・K先生

 2月6日に見学に伺いました。先日は貴重な体験をさせて頂き、誠にありがとうございました。15時半~17時までのおよそ90分の間に、何人もの患者さんを診断、治療してゆく先生の姿はまるで奇跡そのもので、今思い返しても体に奮えが走ります。
 僕は今年に鍼灸学校を卒業するのですが、授業を受け、また業界の実体を知るうちに、鍼灸業界そのものに不安と疑念を抱くようになりました。それはいわゆる「鍼灸でメシを食う」ことの難しさを感じたからでもありますが、治療のあり方に疑問を持ったからでもあります。
 古典の理論は五行・陰陽論に基づき、美しく体系づけられています。僕自身も難経に基づく治療を学ぶ機会を得られたので、古典理論の有用性については理解したつもりでした。ですが茂木先生の著書の中に「正しい臨床理論とは生体現象を観察し、そこから見出した理論を生体現象に活用して、より高次の理論を見出すものでなくてはならない」という文を見つけた時には、雷に打たれたような衝撃を受けました。実感も検証も伴わない理論を鵜呑みにして治療を行っていたことに気がついて、とても恥ずかしいと思いました。また、同時に、自分が抱えていた鍼灸治療への疑問の原因もハッキリとわかりました。真に貴重なことを教えて頂いたと思います。心より感謝致します。
 先生の治療を拝見した現在では、退屈な暗記科目に過ぎなかった解剖・生理・病理学の類の教科が光を放っているように感じています。治療に際しても新たな視点を持って取り組むことが出来そうです。
 いずれは患者側の立場から、あるいはセミナー等で生徒側の立場として茂木先生のもとに伺いたいと考えております。その時はどうぞ、よろしくお願い致します。

平成28年2月

京都府 A・H先生

「見学体験記」
 “本物の治療”を求めて、京都から見学に訪れました。“生命のささやき”という本を読んで、是非とも、茂木先生の治療をこの目で見てみたいと思いました。
 もし本当にこの本で書かれている通り、圧倒的な治療水準で、患者さんの体に変化を起こすことが出来るのであれば、鍼灸業界において、革命的ではないかという期待と、そうは言うものの、よくある、ある種、過大広告的な宣伝で、がっかりさせられるのではないかという、半信半疑の気持ちでした。
 実際に治療を見学させて頂くと、次から次へと、ひっきりなしに患者さんは来院され、疲れる様子もなく、エネルギッシュな先生の治療は続きました。助手の先生とあ・うんの呼吸で、流れるような治療で、患者さんを納得させる気迫に満ちた治療でした。
 見学をしている私にも、忙しい治療の合間に声を掛けて下さり、現在の鍼灸業界を憂う気持ち、本当の意味で、治す治療が出来る治療家を育てたい熱い気持ちが伝わってきました。
 最後に、突然の申し出にもかかわらず、心良く見学を受け入れて頂いた、茂木先生を始め、スタッフの皆様に感謝致します。ありがとうございました。

平成22年10月