刺鍼点の見つけ方
(平成28年6月-4/5)|半身症候鍼灸研究会は技術向上を望む鍼灸師、医師、鍼灸学生の為に新鍼灸セミナー、講習を随時開催しています。

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【半症鍼】刺鍼点の見つけ方
(平成28年6月-4/5)

第14期基礎シリーズ 第2回目-WEB報告-

■刺鍼点の見つけ方
半身の気の流れの異常から2点TLで反応点をみつける。
基本的には天柱は下向き、脳戸は上向きに刺鍼する。
それで結果を出していって、より厳しい疾患に対しては、
気の上行・下行の異常を感じ取って、最適な刺鍼方向に刺していく。

■刺鍼点と小脳テントの関係
中心症候の場合、脳戸付近。右半身症候の場合、R天柱付近。
この刺鍼点は小脳テントを表わしている。
中心症候は小脳テントの後角、静脈洞交会辺り、
右半身症候・左半身症候は小脳テントの側縁、横静脈洞辺り。
また右半身症候は右側脳室、左半身症候は左側脳室、中心症候は第三脳室と関係がある。

被検者は左半身症候。
右の側脳室はスムーズに動いているが、
左の側脳室が腫れている。
小脳テントの左は拡張しており、CSFが上行。
左の側脳室の内転変位を正常にすると、筋力が正常になる。
中心症候は第三脳室、小脳鎌と関係がある。