奈良県 K・K先生
本日は急な臨床見学を受け入れて下さり、また3時間以上にもわたる見学のお時間を頂き、茂木先生はじめ周気堂治療室の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
周気堂治療室を知ったのは、偶然開いたユーチューブに茂木先生の治療風景が流れた事でした。先ずは自分が治療を受けたいと思い、今日の臨床見学の一週間前に伺いました。
茂木先生の診断と治療スピードの早さと結果に驚き言葉が出ませんでした。治療を受けなかったら知ることがなかった体の状態、そしてそれらが今の症状の原因であった事、私は自分の身体に対して申し訳ないという気持ちになりました。
今日の臨床見学では、どんな症状の患者さんでも瞬時に症状の原因を見つけ、治療後の全ての患者さんがその場で良くなっていきました。印象に残ったのが、喉悪性腫瘍の患者さんの治療後の声の変化、症状の原因がカンピロバクターや溶連菌などの菌の影響によるものと診断。
胸椎1・2・3ヘルニアが原因で大動脈解離後の胸部動脈瘤の存在を発見、でした。
本物の治療現場に圧倒されました。
学校も勤める治療院も、痛みを取るには鍼をして筋肉を緩めること、そして来院して頂くためにどの様に対応するかなど、経営という目線で教えられました。
鍼灸院はサービス業なのか…と違和感を持ちながら、今いる治療院の院長の支持を受けていたのも私自身です。そんな私に見学中の間、茂木先生は何度も質問されました。回答する度に、茂木先生の的を射た厳しい言葉が胸に刺さりました。17万人いる鍼灸師を代表して怒られているような感じでした。しかしそれは、治療家としての覚悟がないことを言われていました。全ては気付きのためでした。
西洋医学と東洋医学は、各々アプローチが違うと思っていましたが、結局は同じです。
治療は結果に対してではなく、原因に目を向けないと治療をしてはいけないと気付きました。
「治すつもりのない治療は治療とは言わない」今日の茂木代表のご指導が大きな転機となりました。
貴重なご指導を本当にありがとうございました。