【新方式経絡治療鍼】
新方式経絡治療鍼とは、陰経6経、陽経6経をすべて正常にする、生体上の経絡を診断する鍼法を公開している。究極の鍼灸法、半身症候鍼灸法修得前の間便法として発見したものである。
陰経6経は任脈で、胃経6経は督脈が統括される。刺鍼はその任脈は任脈上の1点、督脈は督脈上の1点のみである。任脈、督脈を正常化させれば12経絡はすべて正常になる。合計2点の刺鍼点については、文字のみでは既成鍼灸理論観念に固まった一般鍼灸家、鍼灸学生からの身体感性では理解できないだろう。かえって頭から拒絶されることが目に見えている。実際の臨床公開の場で解説したい。これまで多年にわたり、単発の講習会も開催してきたが、鍼灸家全体が既成理論以外には関心がなく、参加者はまれである。そのため、現在、定期開催するセミナーの場で解説することにする。