横浜鍼灸研修センター(新横浜はりセンター)の求人募集で「1000人に1人の鍼灸師を求める」とは|半身症候鍼灸研究会は技術向上を望む鍼灸師、医師、鍼灸学生の為に新鍼灸セミナー、講習を随時開催しています。

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メッセージ
現代鍼灸の存続は、理論のみの鍼灸から効果公開鍼灸への変換が必須条件である

6.横浜鍼灸研修センター(新横浜はりセンター)の求人募集で「1000人に1人の鍼灸師を求める」とは鍼灸学生の方へ

毎年鍼灸学校を卒業し、鍼灸師の資格を取得する者が5,000~6,000人いるという。1,000に1人の有能な鍼灸師が生まれたとしても年間に5人から6人です。

果たして難病その他多くの疾患に成績を上げられる本物の鍼灸師が毎年5人も出現するでしょうか?他の99%の鍼灸師は従来の数種の鍼灸理論を追随するのですから、わずかな効果の違いはあっても本質的には既成各鍼灸法が現在の鍼灸界指導者の以上の治療効果は将来も望めません。高度の効果を上げる鍼灸法を指導する我々としては1%以下にすぎない1,000に1人の、この5人に期待しています。

治療に情熱を有する鍼灸師ならば、その1,000人に1人の鍼灸師を目指してほしいと思います。今日の鍼灸治療がいかに国民の期待に応えていないということは、今回の東日本大震災被災者から鍼灸治療への有望が少なかったことも、鍼灸師と鍼灸界指導者は直視しなければならないはずです。現在の日本鍼灸が真に治せる治療法ならば大震災の時こそ要望が殺到するはずです。要望は指圧・マッサージばかりで、鍼灸に対しては期待されていない現実は治療よりも慰安的要望が強かったのでしょう。