5.鍼灸師は本当の鍼灸効果を知っているのか?|半身症候鍼灸研究会は技術向上を望む鍼灸師、医師、鍼灸学生の為に新鍼灸セミナー、講習を随時開催しています。

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メッセージ
現代鍼灸の存続は、理論のみの鍼灸から効果公開鍼灸への変換が必須条件である

4.鍼灸師は本当の鍼灸効果を知っているのか?鍼灸学生の方へ

東洋医学の鍼灸は数千年の伝統があると言います。鍼灸の伝統とは何か?言うまでもなく治療効果だと鍼灸師は言うでしょう。西洋医学の対症療法に対して、全身治療、原因治療だと言い、数千年の歴史があるから、西洋医学に匹敵する。あるいはそれ以上効果があると口にします。かつて鍼灸師は「治療した、治った」ではだめだ。科学的鍼灸でなくてはならない。医学的にその効果が証明されなければならないと騒いでいました。

では、「治療した、治った」は正しくないのでしょうか?治ったが本当ならば、今日のような多くの大衆が関心を持たない今日の鍼灸界ではないはずです。

経絡治療系統の団体で、食えるようになる鍼灸を大きな課題としていると言います。なぜその鍼灸団体の鍼灸法ではそのようなことを課題として取り上げるのでしょう?

医学的に効果あることがそんなに価値があるのでしょうか?血液検査の結果より患者自身の自覚症状、体調感、健康度でこそ本当の治療効果が分かるのです。